最近、以前より肌のハリが低下したり、シワやたるみが気になることはありませんか?
実はその背景には、肌表面ではなく血管年齢が関わっていることがあります。
血管は、肌に酸素や栄養を届ける“生命線”。
つまり、肌の若さは血管の若さで決まると言っても過言ではありません。
この記事では、血管年齢と肌の老化との関係、そして血管から若返りを目指すケアまでを、根拠に基づいてわかりやすく解説します。
血管年齢とは
血管年齢とは、血管のしなやかさや弾力性を年齢として表したもの。
実年齢より高い場合は、動脈硬化が進んでいる可能性があります。
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 狭心症
- 認知症リスクの上昇
こうした病気は命に関わるリスクを伴いますが、血管の老化は自覚症状がほとんどないのが特徴です。
血管が衰えた場合、最初に表れるのは肌の変化。
たるみやシワ、くすみなどは、血流が低下しているサインとも考えられます。
だからこそ、血管年齢を知ることが、肌老化を先回りして防ぐための第一歩になるのです。
血管が老けてしまう理由
血管老化を引き起こす主な原因は次の通りです。
- 酸化ストレス(活性酸素による内皮細胞ダメージ)
- 糖化(AGEsによる弾力低下)
- 慢性的な炎症
- 高血圧による血管壁への負担
- 喫煙、睡眠不足、運動不足
とくに注目されるのが酸化ストレスと糖化です。
酸化ストレスは、活性酸素によって血管の細胞がサビつくような状態を指し、血管を硬く老けさせる原因になります。
抗酸化作用のある野菜や果物、緑茶などを意識して取り入れることが有効です。
糖化は、食事などで摂った糖がエネルギーとして使われずに余ったとき、たんぱく質や脂肪と結びついてAGEs(最終糖化産物)を作り出す反応です。
このAGEsがコラーゲンを硬くし、弾力低下によるシワ・たるみを引き起こします。
食後血糖値の急上昇を避けるため、野菜から食べ始めるなどの工夫が、血管にも肌にも有効です。
また、AGEsは高温で調理した食品に多く含まれます。
とくに、
- 揚げ物
- こんがり焼いた肉やパン
- 加工食品・ファストフード
こうした食品をとりすぎると、血管と肌の老化を進める原因につながるので注意が必要です。
どちらも血管のしなやかさ低下とシワ・たるみを加速させるため、
日々のケアがとても重要になります。
肌の若さは血管年齢が決める
肌のハリ・透明感・うるおい。これらを支えているのは毛細血管からの栄養供給です。
血管が老けると、
- ハリ低下 → たるみが目立つ
- シワが深くなる
- 乾燥しやすい
- 肌の透明感が失われる
- 目の下のクマ・くすみ
- むくみや冷え
つまり、肌は血流の鏡。
見た目年齢は、血管年齢を映しているのです。
実はこうした美容の変化の背景には、
血流が届かなくなる「ゴースト血管」の存在が関係しているともいわれています。
増えると老け顔に直結?ゴースト血管とは
毛細血管が減少し、血液が流れなくなる部分が出てしまう現象を指します。
見えているのに機能していない血管 -それがゴースト血管です。
血液が行き渡らないと、肌細胞は栄養不足・酸素不足になり、
その結果、シワやたるみの進行、乾燥による小ジワ、くすみやツヤ低下といった老け顔が起こりやすくなります。
血管は何歳からでも若返る臓器
血管は、一度老けたら終わりではありません。
内皮細胞は常に入れ替わる仕組みを持っています。
最新の研究では、血管は臓器の中でも再生能力の高い組織であることが明らかになっています。
数か月〜数年ごとに再生しているため、年齢に関係なく、今からでもいつからでも改善が期待できるのです。
血管から肌を若返らせる方法
血管年齢を若く保つためには、次の方法が効果的です。
食事:血管と肌を内側からケアする
栄養は血管を通って肌に届けられます。
つまり、血管が元気でなければ、どれだけ良い栄養をとっても肌まで届きにくいのです。
- 抗酸化成分(ビタミンACE・ポリフェノール)
- オメガ3脂肪酸(青魚・亜麻仁油)
- 抗糖化成分(発酵食品・食物繊維)
抗酸化成分は活性酸素による血管のダメージを抑え、シワやくすみを防ぎます。
オメガ3脂肪酸は血流を改善し、肌に酸素と栄養が届きやすくなります。
抗糖化成分はAGEsの生成を抑え、肌の弾力低下を防ぎます。
つまり、食後血糖をコントロールすることが、そのまま美肌対策につながるのです。
食後高血糖を避ける工夫が、血管にも肌にも有効です。
運動:血流を高め、血管をしなやかに
とくにふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」。
歩くことでこの筋肉がポンプの役割を果たし、下半身の血液を心臓へ押し戻すのに大きく貢献し、軽いウォーキングでも血流改善に役立ちます。
睡眠:血管と肌の修復時間
睡眠中に血管も肌も修復が行われます。
まずは睡眠の質から見直すことが若返りの近道です。
医療的アプローチ
生活習慣病の治療薬や血管の働きを助ける薬剤が、結果的に血管の健康維持に寄与します。
また、血流を改善する治療や、血管内皮を守る治療の研究が進み、再生医療の応用も期待されています。
医療的サポートは、美容ケアの「土台作り」として有効です。
血管年齢の測り方
今の状態を知ることが、若返りへの第一歩。
自宅でできるチェック方法
専用機器とスマートフォンアプリを組み合わせ、血管年齢の推定が可能です。
機器で測定した脈波や血圧のデータをアプリが解析する仕組みです。
ただし、アプリ単体では正確な測定はできないため、専用デバイスの併用が必要です。
- 血圧測定
- 脈波測定デバイスとの連携
- 生活習慣チェックの活用
医療機関での評価方法
- 脈波伝播速度(PWV)検査:血管の硬さ測定
- ABI検査:足の血流状態評価
- 頸動脈エコー:動脈壁・プラークの確認
自宅と医療機関の両方を活用することが、血管年齢改善への近道です。
まとめ:肌の若さは血管からつくられる
血管年齢が若いほど、肌のハリ・透明感・うるおいが保たれます。
血管は何歳からでも若返らせられる臓器です。
今日の選択が、未来の肌を変えていきます。
まずは、血管から美しさを育てていきましょう。
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